2018/01/29

時間や距離の感覚を通して思うこと



あれしてこれして、あれどうだったかな、って考えていると時間が足りないように思う。
苦手なことをずっとやっていると、時計の針が1ミリも動いていないような気持ちになる。
花の可愛いポイントをまじまじと見つめたり、猫たちが眠る姿を観察したり、音や言葉を人と交わしたりするとき、時間は早くも遅くもない、「時間」というものの存在を忘れている。

「距離」についても同じ感覚。
だから時間や距離って幻だと、最近ますます思っている。
それらのことを「制限」と捉えていると生まれてきにくいアイデアや行動が、外れてくると生まれる。

そんなことをこのごろぽちぽち感じながら、わたしってまだまだわたしのことを知らないなぁと思うと同時に、これからなにがどんなふうに生まれてくるのかなと、知らない(ようできっと忘れているだけの)わたしにどきどきしています。

何はともあれ、よく耳を澄まして、閉じ込めているものがあったら解いて、大切なものをまっすぐ愛でて、毎日の一つひとつを味わって暮らすことが今できることで、それしかないなと思う。
それがいいなと思う。

一瞬一瞬生まれてくる音に寄り添うこと。

2018/01/28

2月のスケジュール





















詳細が遅くなって申し訳ありません!
2月のスケジュールです。
マントラやおはなしのクラスが増えました◯

暮らしの中で、自分に寄り添う時間はありますか?
アーサナ マントラ おはなし
それぞれに合った方法で、自分の真ん中に戻る時間を過ごしにいらしてください*

彩歌



〜2月ご予約受付中のクラス〜



◉わたしに寄り添うマントラ瞑想
2〜4月 全3回シリーズ「 tvameva 」第1回
@manai(三条)
28日(水) 14:30〜17:00【残席3名】
25日(日) 14:00〜16:30
*マントラシリーズクラスの第1回目。
「tvameva」を3回に分けてゆっくり楽しく触れましょう。



◉新月のマントラ瞑想会 〜月のマントラ〜
@manai(三条)
16日(金) 13:00〜15:30
*新月。新しいサイクルの始まりに、月のマントラをご一緒しましょう。
サンカルパ(誓い)の時間も用意しています。
心に幸せの種まきをしましょう*



◉わたしを生きる智慧 ヨーガスートラおはなし会
@manai(三条)
10日(土) 11:00〜12:30
*心の説明書のようなヨーガの教典「ヨーガスートラ」の中から毎回一節取り上げて、日々のことと照らし合わせながらやさしく学ぶクラスです。



◉ヨーガと暮らしを結ぶおはなし会 〜サットサンガ〜
@manai(三条)
8日(木) 14:30〜16:30
*日々のこと、ヨーガのこと、集まっておはなしをしましょう。

になって言葉にしたり学んだりしながら、互いに照らし合う時間。

1日(木)に岡山でも開催します。



◉仁王門ヨガ@manai (三条)
6日(火)・13日(火)・ 19(月)・27(火)  19:00~20:15
3・17日(土)  9:30〜11:00
*ゆったりのびのびと動いて、体・心・呼吸を整えましょう。
2月はmanaiのプライベートスペースで開催します。
(人数が多い場合は町家で開催)



◉ほっこりヨガ@すずらんど(北大路)
2・16・23日(金)  18:00〜19:15 / 19:45〜21:00
9日(金)  19:30〜21:00
11日(日)  9:00~10:30
*2月より、「すずらんど」さんでの開催。
一日の疲れをゆっくりほどいて、体にも心にもスペースを取り戻しましょう*



◉やさしいヨガとマントラヒーリング
@AKULUヨガスタジオ(滋賀・堅田)
8・15日(木) 11:00〜12:00
24日(土) 13:30〜14:30
(この日は10:00〜11:00のモーニングフローも担当します)
*アーサナとヨーガのお話も少し交えながら、体と心をほぐすクラス。
最後はマントラを聴きながらおやすみをします。
体にも心にも優しい時間を過ごしましょう*



◉プライベートセッション@manai(三条)
*自分のペースで自分自身に寄り添う・向き合うためのセッション。
心を解放して自分らしく歩みたいと願う方に*
マントラを基礎からじっくり学びたい方も、ぜひプライベートにいらして下さい。



◉はじめてのマントラ 〜「あ」とわたし 〜【残席2名】
@下北沢ヨガスタジオima.(東京)
22日(木) 19:30〜21:30
*東京で1ヶ月に一度開催するマントラクラス。
ともにマントラを学ぶ仲間、幸穂先生とふたりでお伝えします*



各詳細の確認・ご予約はリンク先からお願いします*

2018/01/23

学びのメモ「 くっつけないこと 」







『 いろんなことが重なって辛い 』

そう感じたときに、自分に言ってあげられるといいこと。



日々いろんなことがある。

1 ということがあって
ほかにも 1 ということがあって
2ということもあって. . .

私たちは時にそれらの別々のことをくっつけてしまう。

それは例えば一日の中で起きたいくつかのことだったり、

今日まで生きてきた中での似ている(けれども別々に起きた)いくつもの体験だったり。

その結果、

1 + 1 + 2 + 1 ・・・ 〜 ・・・3 + 2 + 5 = 100 !

100 ! というとんでもなく大きなものを抱えているように感じることがある。

だけどその 100 ! は本当かな。

ひとつひとつのことは実際に起きていることだったとしても、

100 ! は、自分の頭の中で全部くっつけただけの、実態のないもの。

想像上の大事件。

100 ! に対しては途方に暮れるかもしれない。

だけど 1 に対しては、もう少しなにかできることがあるかもしれない。



別々のことをくっつけないこと。

くっつけて大きくおおきくして、日々のささやかな幸せや与えてもらっている宝物を見えなくしてしまわないように。








2018/01/14

ささやかなお花生活



生徒さんから小さなちいさな花びんをいただきました。

三毛猫のぽっけはなんでも食べようとしてしまうので、堂々とお花を飾れなくなってしまった我が家。
ぽっけの届かないちいさな神棚に乗るサイズの花びんを探していたところでした。
ぴったりです。
かわいい、うれしい!

ひらひら繊細なお花、肉厚のあるお花、ぷちぷちしたお花。
明るい色、渋い色。
ちょっとゆっくり呼吸しながら「うん」としっくりくるものを選ぶと、今の自分に必要なものがチャージされるような感じがします。



2018/01/11

AKULUヨガスタジオ『 やさしいヨガとマントラヒーリング 』





1月から「やさしいヨガとマントラヒーリング」が始まりました。


やさしいヨガは、単にわたしがみなさんに対してやさしいという意味ではありません、、!

もちろん受け取ってもらいやすい形でお伝えはするのですが、
クラスの中でわたしの提案することがやさしいかどうかは、結局受け取る人たちの感覚に委ねられているからです。

大切なのは、あなたがあなたの声を聴いて、寄り添ってあげられるかというところ。
「 ここまでやったら痛いな、もう少しゆるめよう 」
「 呼吸が止まってた!深呼吸しよう 」
「 出来るか分からないけど、やってみたいからそうしてみよう! 」
そんなふうに、ひとつひとつの気付きと工夫を自分に対してしてあげる。
誰よりも自分が自分にやさしく寄り添ってあげられること、
いいね!と言ってあげられることが、心地よさに繋がっていきます。


1時間のクラスの中で自分の内側の声を聴いて、望みにいっぱい応えてあげて下さい。
このヨガマットの上での選択や過ごし方が、暮らしに反映されていきます。



最後のマントラは、そのときに合ったものを選んで唱えます。

マントラは「音」という形のお守り。
意味が分からなくても、その振動を通して体や心に届きます。
音の響きにただ身を委ねてみてください。



あなたの日々が、あなたらしく幸せであること。

アーサナとマントラで、そのお手伝いができたら嬉しいです。

お逢いできるのをとっても楽しみにしています*


彩歌

2018/01/10

1月6日(土) "わたし"と一体感



6年前、ヨーガのトレーニングで出逢ったカトリックの友人がいる。
どういう話の流れだったかあるとき彼女が、
「カトリックじゃなくてもミサに一度行ってみるといいよ」
と勧めてくれたことがある。
そのときは、じゃあ行ってみよう!とすぐに腰を上げるほど興味が湧かなくて参加しないままだったけれど、それから2〜3年が経った今日、夕方にふとその言葉を思い出した。
ちょうど近くの教会で夜からのミサがあったので初めて参加した。



彼女の言葉を思い出すきっかけになったのは、「天使にラブソングを」を観たことだった。
(クラブ歌手のデロリスが、殺人現場を目撃して追われる羽目になり、カトリック系の修道院にかくまってもらうところから物語が始まる。)
さらに言うと、映画を観るきっかけになったのは、16か17歳の頃に「 Oh Happy Day 」を歌う機会をもらったことがとても大事なことだったと、今週急に思い出したからだった。



ミサはとても良かった。
説教は、確かこんなお話だった。

『人はみんな何かを探し求めるように出来ている。
本当に大切なものは、自分の考えや思い込みの領域では見つからず、探し求めて歩いているときに、天の計らいによって向こうからやってきてくれる。
自分のもくろみが外れたとき、自分には向いていない・どうしたらいいのだろうと途方に暮れたときこそ、大切な宝物が運ばれてくる。
自分の力で全部しているようで、そうではない。
神さまの方からいつだって手を差し伸べて下さっている。
見放されている人はひとりもいない。
自分がその手を取ろうとするかどうか。』

『「わたしを探して」自分の内側から聴こえてくるその声をよく聴くこと。』

『「”あなた”に逢いたい」その想いがあれば、星が導いてくれる。』

確かにそのようにして、わたしは宝物に出逢っているなぁと、数々の出来事と大切な人たちを思い浮かべながら聴いていた。
先生たちの言葉や学びの中での気づきとも重なって、よりじんわりと沁みた。



「天使にラブソングを」の中でメアリーロバートという修道女は、「望んでこの道に進んだのか」と尋ねたデロリスにこんなことをこっそりと告白する。

『奉仕が自分の使命だと思ってた。でももっと、自分の力を発揮したいの。わたしでなければ出来ないことで. . . よくない考えかしら?虚栄心?』

デロリスはそれに対してただ、「そんなことないわ」とだけ答えている。
言葉の少なさが愛おしかった。



献身的に生きていたメアリーは、世のため人のために生きたいことは本心ではあったけれど、何かが足りないと感じていた。
デロリスに出逢ったことで、自分の力を発揮することや内側を充実させることがただの利己的なことではなく、全体のためになることを体験を通して知った。
奔放に生きていたデロリスは、「歌う」という自分の大好きなものに触れていたけれど、虚しく感じていた。
修道院での生活に飛び込んだことで、はじめは嫌がりながらも、奉仕することの中で自分を本当に生かすこととその喜びを見出した。



内側の充実感と、大きな輪の一部としていることが同時にあるという感覚は、時折体感して、そのたびにあぁ忘れたくないなぁと思う。
かたよる可能性も、どんな結果も怖がらずに、自分のそのまんまに素直になってやることが、そこに繋がっていく。
どんなふうになったって、それは学びだし、愛だし、きっとすべて味になって生かすことができる。



ミサと映画のおかげで改めてそんなことを感じて、生きる力が内側から大きく広がったような気がした。


2018/01/03

余白の輝き


カレンダーの枠だけがあって、月日をすべて手書きする無印の100円くらいのノートをスケジュール帳として使っていたのだけど、あまりに面倒になったので、年が明けたのを機に新調した。
新しいスケジュール帳は、12ヶ月分のカレンダー式のページ以外は全てノートになっているもの。
日々の意識と、文章には至らないけれど大切な予感がするばらばらな言葉と、好きな言葉と、気付きのための余白。

2ヶ月前に先生は、一日の始まりと終わりに大切なことを書き留める時間を持つように、私に勧めてくれた。
けれどもはじめの一週間だけそれをして、やめてしまった。
その1ヶ月後、いかに自分の望むことと言葉や行為に矛盾があるかを改めて思い知らされる瞬間があって(例えば「光もしっかりと受け取る」と言った次の瞬間に「でも」とか受け取りを拒否するようなことをやたらと言っているみたいなこと)、やっぱりこのワークは大切だということに気付かされた。

このスケジュール帳に、自分なりのやり方に少し調整をして、書き始めている。
いつよりもこの一日に意識が向きやすくなることを実感。
そして、ページを開いて実際に見なくても、言葉が内に響いている。
これもマントラなのだなぁ。


2018/01/01

2018!




新年あけましておめでとうございます*

今日はうちにお母さんが手作りおせちを持って来てくれました。
そのおせちとお鍋をたらふく食べて、猫と遊んで、八坂神社に初詣。
帰りに築地(古い喫茶店)でお茶をして。
のんびり楽しい元旦でした。

去年はmanaiの活動が増えて、ブログがお知らせばかりになってしまっていたのですが、「ヨガのこと 日々のこと たまにねこ」らしく、日々の中のいろいろな揺らぎも安定も光も、前みたいにもっと綴っていこうと思っています。
2018年、やることのひとつです。

新しい年。
風通しよく、与えられたものに感謝しながら、自分自身と目の前の人たちに心を尽くせる一年にしたいと思います。
みんな健康で、日々の間に間にたくさんの喜びを見出すことができますように。
今年もよろしくお願いします*


彩歌